ある程度の人々に、自分の書いた作品を読んでもらおうと考えた場合、ちゃんとした本にする必要があります。本にすることで保存性が高まるだけでなく、家族の大切な財産にもなります。
また、プロの作家を目指す方なら、過去に制作した作品として、売り込みの際の貴重な資料のひとつになってくれるでしょう。
一般的に、自分の作品を本にする場合は、印刷所や出版社などの業者に依頼することになります。
印刷所や出版社に原稿を提出する前に、書き加えた箇所や、訂正した文字など、全体的に見て分かりにくくないか、もう一度確認しましょう。文体の統一や、用事用語の統一を心がけることも大切です。
印刷所や出版社によっては、原稿を指定の形にする必要がありますので、事前に聞いておきましょう。
出版料金は、原稿用紙の数、本の部数などによって変化します。
また、本の体裁(上製本や並製本)や、判型(A5判、B6版、新書判など)、写真の数、カラーページの枚数などによっても上下します。様々な出版社に相談して、見積もりをとりましょう。
会社選びでは料金が安いことも重要な要素ですが、児童書作りに関して、多くの経験と数々のノウハウを持っている会社を選ぶのが確実です。
そして何よりも、あなたの「作品」への想いを理解し、一生懸命になってくれる担当者がいることが、大切なポイントです。
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