子供達が手にする本は、年代によっても、好みによっても、様々。たくさんの種類があります。
自分が得意とするジャンル、自分の持ち味を活かせるカテゴリを知っておけば、創作をする上での指標になります。
幼年・児童向けの短編作品。古くから伝えられたおとぎ話や寓話、創作された物語など。教育的なものや、詩的で象徴的なものなど、テーマは様々。イソップ童話やグリム童話が有名。
架空の物語。魔法や超自然的、幻想的なもの、ことが織り込まれた作品。ミヒャエル・エンデの「果てしない物語」や、「ハリー・ポッター」のシリーズなど、ダイナミックなプロットで描かれるものが多い。
サイエンス・フィクションのこと。宇宙や未来を舞台に、科学的なテーマやモチーフが選ばれる。タイムマシンやロボット、異星人などが登場したり、人類や地球の滅亡などが描かれることも。
児童文学と一般文学(小説)の狭間に位置する。読者対象はおもにティーンエイジャー。内容的には小説とほぼ変わらないが、思春期特有の複雑な心情がテーマになることが多い。
おもに中高生を対象に、読みやすく書かれた娯楽小説。マンガ・アニメ調のイラストレーションや挿絵が多用され、登場人物(キャラクター)が重視される。
実際に起こったことの記録を、読みやすい文章にまとめたもの。虚実はなく、ありのままの事実が描かれる。社会的な事件や出来事、道徳につながる内容のものが多い。
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