自分の作品をより多くの人に読んでもらいたいのなら、公募にチャレンジするのが一つの方法です。
狭き門ではありますが、入賞すれば出版の叶う賞もあります。
作品を応募するには、過去受賞作(数年分)の傾向を探ったり、選考委員の著書を読むなどして、自分にふさわしい公募であるかを事前に見極めることが大切。
児童文学関連の公募の中から、いくつかをご紹介します。
ベーカリーの「アンデルセン」が主催。身近なくらしの中から生まれた、ちいさな物語を募集。
「絵本・児童文学研究センター」が主催する公募新人文学賞。小学校中・高学年から大人までを読者対象とする、長編ファンタジー作品を募集。
講談社創立50周年を記念して創設された。童話・少年少女小説・ファンタジー・SF・推理小説・探検冒険小説など、募集作品のジャンルは幅広い。選考委員は、現役で活躍する児童文学作家。
児童書出版社の岩崎書店が主催。小学校高学年から楽しめる作品を募集。「冒険心に満ちあふれた作品」であることが求められる。
「日本のアンデルセン」と呼ばれる小川未明に因んだ、新人発掘のコンクール。小学校3年~6年生向けの作品を募集。
児童の独創性や発想力の向上、豊かな教養を身につける目的で、中部電力が創設。小学校高学年から中高生を読者対象とする、長編作品を募集。
原稿用紙100枚から250枚の児童文学作品を募集。著名な児童文学作家を輩出してきた賞。
SF、冒険、ミステリー、ホラー、ナンセンスなどの空想物語で、対象年齢小学中学年~高学年の作品を募集。「SFの鬼」と呼ばれた福島正実に因む賞。
大阪府立国際児童文学館の開館を記念して創設された。協賛は日産自動車。新人作家の登竜門と称される。構成や時代などテーマ設定は自由で、10枚以内の短編を募集。
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